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はやぶさ2

武梨えり

かんなぎ 6 武梨えり 一迅社

 TVアニメ絶好調のかんなぎの6巻。表紙はスカートの下にジャージのつぐみ。ピンナップは絶叫さん。
相変わらず自分の将来について思い悩む仁。ある日、修行と称して発作的に自分探しの旅(笑)に出てしまいます。そんなときに出会った子供大東(おずま)くん。彼が言うには、「環境」と「才能」と「好き」のゲージの合計値がある一定の値に達したら入るのが天職スイッチ。世襲制の王様のように、環境が突出している人は運命から逃れられない。才能が突出している人は、本人の志向とは関係なく周囲が放っておかない。好き、が突出している人は・・・苦労するんでしょうね。
そういえば、Gunslinger Girlにも似たようなセリフが出てきましたねえ。「力ある者には能力を発揮する義務があるわ」(カテリーナ)
この3つがバランスよく持てている人は恵まれていると思いますが、世間にそんなにいないと思います。だからこそ、ほとんどの人はサラリーマンになっていくわけで。
意外と(といったら失礼ですが)、深いところで考えさせる漫画ですね。読者層のほとんどは少年と大きなおともだちだと思いますが、これが彼らへのメッセージだとしたら大したものです。
そんな仁の姿に戸惑うなぎは、大鉄から仁との馴れ初めの話を聞きます(男祭りな話)。そして、アイデンティティが確立されていない仁と、記憶があいまいな自分の姿を重ねて少し親近感を。
後半は、謎の子供・大東(おずま)を巡ってストーリーは進みますが、なぜかなぎを意識するようになった仁・・・。一つ屋根の下LOVE!冬コミ対策?だとしたら大したものだ!(そんなことはない)

かんなぎ 5 武梨えり 一迅社

 アニメ化も決まり、露出度急上昇中のかんなぎの5巻。海水浴中に分身霊(わけみたま)たちに捕まった一行は、分身霊にたたり神の嫌疑をかけられ、そうでないことを証明するために洞窟で試練を受けることに。まあ、当然たたり神ではなかったのですが、ついでにパワーアップしたりして、ころんでもただじゃ起きないというか。

その他は、コミケに参加したりコスプレしたり夏祭りに行ったりと、フツーの学園ドラマエピソードが続きます。帯にも「笑っていいのか泣いていいのかわからない伝奇コミック」とありますが、こういうコミカルなエピソードも人気の一部なんでしょうね。私は個人的にはぐいぐい本筋を進めてもらった方がすきなんですが。

巻末には短編「モーリー」。相変わらず面白い。この人は短編もいけますな。だいたいにおいて、短編が面白い人が長編描くと話が散らかることが多いんですが、そんなこともないし。

かんなぎ 4巻 武梨えり 一迅社

 ・・・つるぺた。あ。いや。

アイデンティティを失いつつあるナギですが、その鍵となりそうなもうひとつの人格が現れて・・・。本筋のストーリーも、少しずつですが進んでいるようです。幕間かと思ったプライベートビーチ編ですが、実はこれも本筋に大きく関わってきそうな気配。いずれも途中で「以下続巻」につき、4巻では伏線をまくだけで謎は深まるばかりなのですが、少しずつ世界観もひろがりつつあり、どうたたんでいくかが見ものですね。あと、相変わらず絵は上手い・・・ですが、この巻は少し忙しかったのか慣れてきたのか、少し絵柄が変わりつつあります。好き好きですが、前の方がよかったかな。kannagi04.jpg

おまけ読みきり「ヒルデガルトの城」

あまり期待してなかったけど面白かった。この人、短編の方が向いてるかも。

かんなぎ (4) (REX COMICS)

かんなぎ TVアニメ化決定!

 ComicREXで連載中の「かんなぎ」(武梨えり)が、TVアニメ化されるとのことです。監督は、「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」などの山本寛。エキセントリックな主人公を描くのに定評がありますが、「なぎ」の描写にどう効いてくるのか、楽しみですね。なお、放送局など、細かいことはまだ公開されていません。

kannnagi.jpg

監督:山本寛(ゆたか)(「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」)

脚本:倉田英之(「かみちゅ!」「BAMBOO BLADE」)

制作:A-I Pictures(「おおきく振りかぶって」「PERSONA-trinity soul-」)

キャスト:未定

↓アニメの公式サイトがオープンしました!

http://www.nagisama-fc.com/anime/index.html

かんなぎ 3巻 武梨えり 一迅社

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自分が神なのかどうかわからなくなってしまったナギは、仁の家を出てしまいます。どうやら、ときどき記憶が途切れてしまうことと関係あるような・・・。3巻では、仁とナギの関係にも少し変化があらわれます。そして、つぐみは・・・?

かんなぎ 3巻 武梨えり 一迅社


かんなぎ 2巻 武梨えり 一迅社

 1巻で登場したなぎの妹・ざんげちゃんにはなにやらいろいろと秘密がある様子。また、仁が通う高校になぎが侵入してアイドルになりますが、当然生徒ではないために問題になります。そこで現れたのが涼城先生・・・どうやら、ざんげちゃん(?)のお父さん?など、いろいろと伏線がばらまかれつつ、ストーリーは進みます。巻末には「怪傑妖精プニャタ」も掲載。

かんなぎ 1巻 武梨えり 一迅社

 【あらすじ】幼い頃、神木の前で土地の産土神と出会った御厨仁はその姿が忘れられず、切り倒された神木の一部を使ってその姿を彫りだした。する と、その彫刻を依代(よりしろ)として産土神・ナギが美少女の姿で顕現(けんげん・現れること)した。しばらくは二人は同居することになったが・・・

いやー、うる星やつら以来絶えないですねえ、押しかけ美少女降臨モノは。やっぱり男の子の夢なんでしょうか。 人間でないところもポイントですね。

作者の武梨えりは、TYPE MOONのアンソロジーなどで活躍していた二次創作漫画家ですが、繊細な描線とデッサン力はすばらしいです。これがオリジナルのほぼデビュー作とは思えない。また、女性らしく、細やかな仕草にとても気を遣っているのが見て取れます。

それと、手にとられたら、カバーをめくってみてください。