かんなぎ 6 武梨えり 一迅社
TVアニメ絶好調のかんなぎの6巻。表紙はスカートの下にジャージのつぐみ。ピンナップは絶叫さん。
相変わらず自分の将来について思い悩む仁。ある日、修行と称して発作的に自分探しの旅(笑)に出てしまいます。そんなときに出会った子供大東(おずま)くん。彼が言うには、「環境」と「才能」と「好き」のゲージの合計値がある一定の値に達したら入るのが天職スイッチ。世襲制の王様のように、環境が突出している人は運命から逃れられない。才能が突出している人は、本人の志向とは関係なく周囲が放っておかない。好き、が突出している人は・・・苦労するんでしょうね。
そういえば、Gunslinger Girlにも似たようなセリフが出てきましたねえ。「力ある者には能力を発揮する義務があるわ」(カテリーナ)
この3つがバランスよく持てている人は恵まれていると思いますが、世間にそんなにいないと思います。だからこそ、ほとんどの人はサラリーマンになっていくわけで。
意外と(といったら失礼ですが)、深いところで考えさせる漫画ですね。読者層のほとんどは少年と大きなおともだちだと思いますが、これが彼らへのメッセージだとしたら大したものです。
そんな仁の姿に戸惑うなぎは、大鉄から仁との馴れ初めの話を聞きます(男祭りな話)。そして、アイデンティティが確立されていない仁と、記憶があいまいな自分の姿を重ねて少し親近感を。
後半は、謎の子供・大東(おずま)を巡ってストーリーは進みますが、なぜかなぎを意識するようになった仁・・・。一つ屋根の下LOVE!冬コミ対策?だとしたら大したものだ!(そんなことはない)
Posted: 11月 21st, 2008 under 武梨えり.
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