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小野寺浩二

スピリチュアルぱらだいす 01 小野寺浩二 小学館

 いよいよ小学館デビューの小野寺浩二の心霊ギャグ漫画、第一巻です。幽霊に会いたくてしょうがない美月ルナと、彼女に一目ぼれしてしまった玉置君。親友の横地が、彼女の実態を教えるために、彼女が部長を務めるスピリチュアル研究会への入部を勧めたが、それでも諦めない玉置に横地も応援。

なぜ彼女がこんなにイタい女になってしまったのか・・・?それは、次巻で明らかになりそう。

スピリチュアルぱらだいす 1 (1) (サンデーGXコミックス)

妄想戦士ヤマモト(全5巻) 小野寺浩二 少年画報社

 ストーリー漫画とギャグ漫画。漫画の大きな2つのタイプですが、果たしてどっちが難しいでしょう?話を考えなければならないストーリー漫画でしょうか?答えはNo!ギャグ漫画といわれています。

そのあまりの過酷さに、壊れる人が多いのもギャグ漫画・・・。古くは「マカロニほうれん荘」の鴨川つばめや、「ストップ!ひばりくん」の江口寿史など、ギャグ漫画を生業にして長期で生き残っている人はほとんどいないのでは。仮に壊れなかったとしても、待っているのは「陳腐化」という地獄。時代とズレ始めるともうあとは悪循環のデフレスパイラル。あがけばあがくほど、見苦しい醜態を晒すことに・・・。

と、前フリが長くなってしまいましたが、今回ご紹介する小野寺浩二はいわゆる「正統派」のギャグ漫画家です。古くは赤塚不二夫、さらに筒井康隆のDNAを受け継ぐ、正統派のスラップスティックギャグ漫画家です。最近では本当に、本当に少なくなりました。80年代のナンセンスギャグ(吉田戦車、朝倉世界一など)の流行から、一時期「古い」と敬遠されたのも事実でしょうが、良いものはイイ!んだ!と声を大にして言いたい。ホンモノは生き残るのです。

その小野寺の代表作にして最高傑作がこの妄想戦士ヤマモトです。オタクの頂点を極める山本一番星と、何の変哲もないごく普通の高校生、松下吾朗。その他、めがねっ娘教団教祖、南雲鏡二やフィギュア王、渡辺流星など、多様な脇役を配しています。
全編に亘っての小ネタも面白いです。私が好きなのは「眼鏡酒」(笑)。
と、こんな漫画ですが多少絵に癖があるため、読む人を選ぶのは事実・・・。ですが、笑いに飢えてる貴方、ぜひ読んでみてください。ギャグ漫画にとって絵なんて飾りですよ!偉い人にはそれがわからんのです!
妄想戦士ヤマモト