漫画、アニメ、ゲーム、フィギュアなど、いい二次元だけを世界からあなたにお届け

カテゴリー

リンク

メタ情報


Categories +/-

Archive +/-

Links +/-

Meta +/-

漫画

2010年8月の新刊

進撃の巨人 諌山創

久しくなかった本格派の”漫画”が帰ってきました。いやー、漫画はやはりこうでなくては。
タイトルは「進撃の巨人」。
まず、何よりも世界観の突き抜け方がすばらしい。3つの壁に守られた人類のコロニーに、外の世界から攻めてくる「巨人」。推定身長は15m~50m。知能がなく、人を食べる以外の生態はわかっていません。人類は、水と天然ガス他の天然資源を有する小高い丘に壁を築き、その中に暮らしています。人類は幾度となく巨人への調査団を派遣しますが、たいていは食われてしまいます。そもそもなんでこんなものがいるのか?説明はまだありません。「現在公開可能な情報」には笑いましたが、相当練りこんで世界観が作られていることを予感させます。
そして、秀逸なのが巨人のデザイン。
最近ではあまり見かけなくなった「圧倒的な強さ・恐さ」を持った敵。寄生獣以来でしょうか。ホモ臭い好敵手っぽい敵や単なるインフレの餌ではなく、ただ存在そのものが恐ろしい理不尽な敵というのはかなり久しぶりでしょう。まるで欧米の街を歩いているおじさんおばさんがそのまんま大きくなったような奇妙さ。歯が非常に多いです。歯だけ福本伸行先生のデザインかもしれません。
最後に、キャラクターの魅力。
ネタバレ:目の前で両親を殺された少女・ミカサの造形は、ここ最近流行の綾波・長門系無表情キャラでしょうか。トレードマークのマフラーは、助けられたときにエレンがぐるぐる巻きにしたものですね。この思いつめ方はある意味リアルです。
絵はまだまだ進化の余地があるようですが、漫画は絵ではないことは福本先生が証明済み。逆に絵だけうまくても話がちぃともわからないGreatな方よりはよっぽどマシかと。
昔の、本当に面白かった頃の少年漫画の懐かしい匂いがします。
女ウケする絵柄ではないので、某誌だと確実に10週打ち切り食らってたでしょうね。講談社は昔からこういう漫画を丹念に拾い上げる力があるので目を離せません。たとえば、アルファーゾーンやドーターメーカー。どちらも1作で終わってしまいましたが、この作者には大成してほしいと思います。
まあ何にせよ、先が楽しみな漫画ですね。

2010年7月の新刊

ドーターメーカー 河島正


最近では「アライブ」の原作者としての方が知名度が高いでしょうか、河島正先生が癌で亡くなられたそうです。42歳と早世でした。ご自身は以前、漫画家として活躍されていた時期があります。漫画家としての代表作がこの「ドーターメーカー」です。
ストーリーは、美少女育成コンピューターゲームのキャラクターが実体化し、超能力を使って戦うというありきたり(?)なものですが、ドーターの”親”であるユーザーの寿命が限定されており、それを延長するには他のドーターを殺すしかないという、非常によく考えられた世界観のある作品でした。漫画は全三巻で単行本化されてはいますが、絶版になっているので中古で探すしかないでしょう。SF好きな人なら読んでいて損はないと思います。
しかし、面白いSF漫画家の逝去が続きますね。ご冥福をお祈りいたします。

紫苑(河島正 公式WEB)

The 3名様 追加注文編

もう10年ほど前でしょうか、ゆる系の漫画としてそこそこ人気のあった「The 3名様」の追加単行本が出ていました。どこかで連載していたんでしょうか。

2010年6月の新刊

3 徳間書店 青空にとおく酒浸り 2 安永航一郎 620
11 徳間書店 青空にとおく酒浸り 3 安永航一郎 620
発売日が二転三転していますが・・・。

4 角川書店 観測者タマミ 2 井田ヒロト 588
これは面白いですよ。お勧め。

8 秋田書店 みつどもえ 9 桜井のりお 420
アニメ化も決まりました。

18 秋田書店 フランケン・ふらん 5 木々津克久 580
久々の新刊。

18 集英社 銃夢 新装版 1 木城ゆきと \
18 集英社 銃夢Last Order 15 木城ゆきと 680
無印の再刊ですかね。しかし、すぐに天下一武闘会にするのはいいかげんにやめてほしい。ものです。

22 スクウェア・エニックス 男子高校生の日常 2 山内泰延 500
前作が大好評。
絵はまだまだですが、きちんとデッサンとって描こうとしているのは好感持てます。多分この人は上手くなると思います。
風使いの少女は出てくるのでしょうか。

23 講談社 新装版 ヨコハマ買い出し紀行 10 芦奈野ひとし 670
26 アスキー ソ・ラ・ノ・オ・ト 1 神馬耶樹 599
アニメが好評(?)のうちに終わったソラノヲト。漫画はどういうラストに。

29 白泉社 自殺島 3 森恒二 540
30 小学館 鉄腕バーディー EVOLUTION 5 ゆうきまさみ 550

2010年5月の新刊

15 Bbmfマガジン THE3名様-追加注文編- (完) 石原まこちん 600
ゆる系漫画の傑作「The 3名様」の続編でしょうか。疲れてるときにどうぞ。

19 集英社 ハチワンダイバー 15 柴田ヨクサル 540
21 講談社 ヒストリエ 6 岩明均 570
21 講談社 新装版 ヨコハマ買い出し紀行 9 芦奈野ひとし 670
21 講談社 聖☆おにいさん 5 中村光 580
荒川アンダー・ザ・ブリッジがヒット中の中村光さん。
こっちもアニメ化するかもしれませんねえ。

22 スクウェア・エニックス とある魔術の禁書目録 6 近木野中哉 420
こちらはインデックスの新刊。

2010年4月の新刊

2 少年画報社 スプライトシュピーゲル さめだ 小判 600

待望の新刊です。
3 角川書店 観測者タマミ 1 井田 ヒロト 588

アニメも始まりました、会長はメイド様!。出だしは好調のようです。
5 白泉社 会長はメイド様! 9 藤原 ヒロ 420

この人も長いですね。しかも絵が古くならない。
7 ジャイブ グラニュー島とカリンちゃん ふくやま けいこ 998

このところ作風が過激になっていますね。
8 秋田書店 侵略!イカ娘 6 安部 真弘 420
8 秋田書店 範馬刃牙 23 板垣 恵介 420
8 少年画報社 スペースシェフ シーザー Boichi 600

物語は佳境に入りつつあるようです。エクセルはどうなるんでしょうか。
9 少年画報社 エクセル・サーガ 24 六道 神士 530
9 少年画報社 Holy Brownie 6(完) 六道 神士 530

一般誌に出てきましたね。上手いからなんでしょうけど、できれば元のところにいてほしかったですね。
9 富士見書房 マケン姫っ! -MAKEN-KI!- 4 武田 弘光 609
10 少年画報社 団地妻さんのしあわせ ジェームス ほたて 600

アニメも好評でした。
12 双葉社 ちゅーぶら!! 5 中田 ゆみ 630

そしてこの人もついに一般誌に・・・最近青田買いが激しいですね。消耗品扱いしないようにしてほしいものです。
16 講談社 メテオさんストライクです! 1 たくじ 580
16 小学館 かってに改蔵 1 久米田 康治 780
16 小学館 かってに改蔵 2 久米田 康治 780

画集が好評なたかみちさん。
19 少年画報社 ゆるゆる たかみち 1200

とぼけた作風と、色っぽいボディラインがすばらしい。正直、ツンデレには食傷気味ですがどう料理してくれるか楽しみです。
20 秋田書店 どみなのド! 3 目黒 三吉 580

長い連載になりましたねえ・・・。というか、もうすでにおもろい夫婦と化していますが。
23 講談社 ラブやん 13 田丸 浩史 560

さて、団体戦決勝のクライマックスです。アニメが先行しちゃいましたねえ・・・。
24 スクウェア・エニックス 咲-Saki- 7 小林 立 540

アニメも始まりました荒川。初回はまあまあの滑り出し。まあ、声優が豪華ですからね。
24 スクウェア・エニックス 荒川アンダー×アンダーザブリッジ スクウェア・エニックス 800
24 スクウェア・エニックス 荒川アンダーザブリッジ10 中村 光 540

「消失」も大人気でした。ただ、ハルヒ役の平野綾さんが心配ですね。
26 角川書店 涼宮ハルヒの憂鬱11 ツガノ ガク 588

クライマックス近し。
ガンスリンガーガール.net
27 アスキー・メディアワークス GUNSLINGER GIRL 12 相田 裕 578

佐藤史生先生、ご逝去

まだコンピュータが珍しかった1984年、静かにその物語は生まれました。「ワン・ゼロ」です。ネットワークのあらゆる場所に偏在する意識を持つコンピュータ「マニアック」と、明王寺都祈雄をとりまく人間たちの物語。

まだMacintoshが出始めた頃ですが、その描写のリテラシーの高さには驚きます。コンピュータと神話の入り乱れた壮大な物語で、日本のSF漫画の名作のひとつとして語り継がれています。

その作者、佐藤史生さんがお亡くなりになられたとのこと。

ちなみにペンネームの由来は「砂糖・塩」だそうです。

非常に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

佐藤史生先生の読者の方へ

落下傘ナース 全2巻 厘のミキ

rakkasannurse2005年あたりから流行しだした「ヤンデレ」(病み+デレ)ヒロイン像の極北ともいうべき文子と、彼女が依存する対象であるチトセの共依存ブラックコメディ。スプラッタ風味強めなので、そっちに耐性の無い方はご注意ください。
読んでて思ったのですが、これって日本女性にはある種共通する心理的な側面なのではなかろうか。ちまたでよくニュース沙汰にもなっている、「ダメな男」と保護欲の強い女性の組み合わせなんてのはもう、デジタルには理解不能な世界ですが、子供をスポイルして自分に依存させたがる日本の母親にすればごく自然な風景であり、「私がついてないとダメ」なダメさってのはある意味ですばらしいフェロモンなんでしょうね、日本だけでしょうけど。
ジャニタレが人気なのも、マッシブな男が嫌われるのも、なんとなくこのあたりに病理の根っこがありそうな。NHKにようこそ!の岬ちゃんもその類型。
男は赤ん坊でいるしかないのですね。日本男性が女に求めているのも結局は母性。80年代バブル以降の勘違いをここで今一度見直して、ふたたび母子の共依存関係に戻る時期が来ているのでしょうか。