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Archive for 1月, 2010

超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか

こちらも日本アニメ屈指の名シーン「超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか」のラスト8分。アイドルの歌謡曲が敵艦隊を蹴散らす(いわゆる”ミンメイアタック”)という、なんというかその。まあ。
ストーリーはともかく、音楽映像はすばらしいです。古代文明から発掘して再現した歌謡曲「愛おぼえていますか」をバックに交錯する艦隊戦。非常にシュールな映像が流れていきます。
歌っているリン・ミンメイの挙動のひとつひとつがすばらしい。ほんのちょっとした、ステップを踏む前にちょっと小首をかしげたりする所作や、たどたどしいサイドステップなど、当時の制作者側の執念が伝わってくるようです。
また、5分20秒あたりの、間奏以降の映像は今見てもすばらしいのひと言。デジタル技術などなかった昔ですから、全部手描きなんですよね。「板野サーカス」と呼ばれた、板野一郎さんのミサイル描写など、今のデジタルでも再現は難しいかも。

こちらはTV版「超時空要塞マクロス」27話「愛は流れる」の”ミンメイアタック”のシーン。「メカと美少女」の日本アニメが到達した頂点のひとつ。

輝が大尉を救出に行くシーン。後ろで流れる「愛は流れる」が悲哀を誘いますね。実はTVアニメはこのあともしばらく続きますが、ファンの間ではこれが事実上の最終回。どうにも「おばさん」イメージがつきまといますが、実はこの時点で早瀬未沙の年齢は19歳だったのですね。

さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~

x05070418pb3.jpg今年の冬、いよいよ宇宙戦艦ヤマトが復活しますが、ヤマトといえばやはり「さらば~」に尽きるといえます。
初公開は1978年。今から30年前になりますね。スターウォーズの公開と同年だったそうです。
画像は当時のパンフレットですが、宇宙空間にぽつんと一隻浮かぶヤマト。ごちゃごちゃしたキャラクターやらあおり文句など一切なく、シンプルで非常に美しい、当時としてもすばらしいデザインだと思います。

そしてこちらが、ラストシーンに流れた「大いなる愛」のオリジナルバージョン。劇伴とは少しアレンジが違います。映画では、古代が森雪の亡骸を抱きかかえながら巨大戦艦に向かっていくシーンで流れます。要するに、古代と雪のウェディング・マーチなんですね。同時に、ヤマトの仲間たちの幻が現れてきます。いわゆる特攻シーンなので、これから死にに行くんですが、みんなが笑顔で二人を振り返ります。いろいろなことがあって、最後(最期?)にやっと結ばれた二人を祝福するかのように、第一艦橋に集まってきます。まあ、何度見てもキますね。今思うと、なんで突っ込んでくるヤマトに敵戦艦が何もしなかったのかとか不思議な気もしなくもないんですけど、見てるときはそんなこと考えもしません。「演出力のヤマト」の、最高のシーンのひとつでしょうね。


こちらは「想人(おもいで)」。同じく、ラストシーンで、敵の圧倒的な戦力の前にすべてを失った古代が、沖田のレリーフに問いかけるシーンで流れました。今思うと沖田もむちゃくちゃなことを言ってますよね。


このあと、日本のアニメは細かい設定やらなにやらが多くなっていってどんどんマニア向けのものになっていきます。何も考えずに見ていられた最後の作品でしょう。ただ、最近「エヴァンゲリオン」でその兆しが復活しつつあります。

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